2006年10月 和歌山 平安気分で世界遺産巡りの旅


サングラスはかけてないよ

四国八十八ヶ所を廻り終えたので、最後、世界遺産の高野山にお参りに来たもきゅ。
これは大門という高野山の総門で、さすが、ものすごく立派だっつの。


ビバ!建造物!

こちらは、壇上伽藍(だんじょうがらん)という弘法大師が築いた聖地にある根本大塔(こんぽいんだいとう)。
大きくて立派だっつの。


ジャパニーズ・ミステリーサークル

歩いて、高野山真言宗の総本山である金剛峰寺にお参りしたもきゅ。
入場料500円を払って中に入ると、狩野派の立派な襖絵や豪華な金一色の部屋とか、この日本最大の石庭なんかを見学できるっつの。
お庭の横の大広間で、お茶とお菓子をいただいて、まったりくつろげるのもいいっつの。

↑ココにはっきりと写るむぎさん!
心霊写真じゃございません
車で奥の院近くの中の橋駐車場まで行って、そこから奥の院まで参道を歩くっつの。
新しい方の参道は、企業の慰霊塔みたいなのばっかりで、シロアリさんの供養塔や石でできたロケット、コーヒーカップとかおかしなものがいっぱいだっつの。
で、途中から昔ながらの参道に入ると、信長や豊臣家を始めとする戦国武将のお墓がいっぱい並んでるもきゅ。
御廟橋を渡ると、そこは写真撮影も許されない聖地。弘法大師(空海)は今もそこで生き続けていると信じられている場所なんだって。 毎日食事も運んでるらしいっつの。
不信心なむぎも、さすがに他とは違うこの空気に圧倒されて、まじめにお祈りして来たっつの。

どうせケーキのほうがイイんでしょッ!
この高野山に来る途中の花坂という場所には、たくさんやきもち屋さんが並んでいて、名物らしいっつの。
最後にあった矢立茶屋というところに寄って、白とよもぎの2種類をゲット!
うすーいおもちの中に、餡がこれまたうすーく入っていて、外は香ばしく焼かれていて、でもすっごい柔らかで、もうめちゃくちゃおいしいっつの!
薄いから軽く食べられて、すぐ無くなっちゃった・・・( ´・ω・`)
1個105円だし、もっともっとたくさん買っておけば良かったっつの。
店内では、焼いて食べられるようになっていて、焼立てはどれほどおいしいんだろうと思うむぎだっつの。

ガイアの夜明け風
高野山から、霧で前が見えない龍神スカイラインを必死で走って、白浜温泉へ。
まずは、白浜という地名の由来となった白良浜(しららはま)へ。
平安の昔から、真っ白な砂が美しいことで有名で、海水浴のシーズンには関西中の人が集まってくるみたい。
残念ながら今はオーストラリアから砂を輸入してるらしいけど、夕日もキレイに見えて、とってもステキなところだったもきゅ。

砂場でこれができるとうれしい!
車で少し走ると、円月島(えんげつとう)という丸い穴があいた島が見えてくるっつの。
年に数回、夕日がこの円の中にすっぽり入ってしまうみたい。
想像してたより大きい島で、和歌山の観光地の中では一番のお気に入りになったっつの。

えびがコッチみてるぅ〜
とれとれ市場という観光市場にある、とれとれ横丁で夕食に。
こちらは海鮮丼1,200円。
豪華にいろいろ乗っているけれども、ちょっと生臭くてうーん・・・


「今どこ?」
『いま、市場』

こちらは、堅田港でとれたハマチと鯛の上に、とろろが乗っている堅田丼560円。
こちらも生臭さがあってちょっと・・・
市場なのに残念もきゅ。

・・・ケンカ中ですか?
夜は白浜のつるつるになりそうな温泉につかってまったり。
そして翌朝は、白浜温泉から海岸線を通って那智までドライブ。
その途中にあるここは、恋人岬または夫婦岬と呼ばれていて、左右から来る波がちょうどここでぶつかりあうんだっつの。

ヘンな生き物じゃないよっ!
橋杭岩(はしくいいわ) という、弘法大師と天邪鬼が、どちらが先に橋を架けられるかという賭けをした跡って言われているところだっつの。
ヘンな形の岩がいっぱいで、すごい光景だっつの。

おいしいところになら導けますが?
やっと世界遺産熊野三山のひとつ、熊野那智大社に到着もきゅ。
境内の横からは那智の滝と青岸渡寺の三重の塔が見えて素敵もきゅ。
神話の中で、神武天皇をここまで導いてきた八咫烏が祀られていたっつの。

この日は熊の赤ちゃんは
いなかったみたいです
熊野大社を下ったところにある大門坂茶屋で、平安衣装のレンタルをしてるっつの。
なかなか本格的な衣装で、2000円で1時間くらい付近を散策できるもきゅ。
この辺りは、杉がうっそうと生い茂っていて神聖な雰囲気もあり、気軽に熊野古道を体験できるっつの。
この写真だけ見てたら、本当に平安時代にタイムスリップしたみたい。
しかし、この格好で熊野古道を歩いていくのは、本当に大変だっただろうなぁ。

水揚げも味も日本一やでぇ!
おなかが減ってきたので、大門坂から車ですぐの那智ねぼけ堂という大きなお菓子屋さんにある食事処で、生まぐろ丼1050円を食べたっつの。
昨日の丼と違い、全然生臭く無くてかなりおいしいもきゅ。
ちょっと高いけど、まぐろの水揚げ日本一の勝浦で名物のまぐろを食べられて良かったもきゅ。

海と山のコラボレーションやぁ!
他にもサンマと山菜を炊き込んだ山菜釜飯1050円やまぐろの角煮が入っているまぐろ釜飯1260円があるっつの。
山菜釜飯は、少しサンマの匂いがきついので、むぎは味が濃い目のまぐろ釜飯の方が好みもきゅ。

ソフトやぁ!
(ネタ切れ中)
すぐ横で、黒飴ソフトクリーム300円を売っているっつの。
ほのかに黒飴の味わい深い甘さが感じられ、かなりおいしかったもきゅ。

これは白アン黒アン間違えないね!
同じお店で、お土産に金箔薄皮まんじゅう630円もゲット。
金箔がゴージャス感を醸し出しているもきゅ。
白浜あたりから、薄皮饅頭の看板がいっぱい出ていて、この辺りの名物の一つなのかもしれないもきゅ。
とってもおいしゅうございました。

印象ハウス
次に、熊野三山の2つ目、熊野速玉大社へ。
階段も何もない平地で、あっさり着くので、印象が薄いっつの。

甦る食欲!!
最後は熊野本宮大社へ。
写真の門の奥に撮影禁止の神域の上四社があり、とっても古く立派な建物のように見えるっつの。
でも、昔は熊野川の中洲にあったけれども、明治の洪水で社殿が流れてしまったんだって。
熊野三山は正式には、むぎが巡った順とは逆に、本宮、新宮(速玉)、那智の順で廻るんだって。


んで、ラーメン食べました
旅の最後は和歌山ラーメンで〆ることに。
むぎが行ったのは、まるやま中華そば塩屋店。
中華そばは550円で、黒いスープにストレート麺で、お向いの徳島ラーメンみたい。
どんなに濃いんだろうと思ったら、意外とあっさりのスープだっつの。
食べ慣れない味だけれどもおいしくいただいたもきゅ。
和歌山のラーメン屋さんには、机の上にゆで卵と「早寿司」という鯖寿司があるのが普通みたいだけど、売り切れて食べられなかったのが残念もきゅ。
食文化っていうのは地域によって本当にいろいろで面白いもきゅねぇ。

世界遺産の高野山、熊野三山、熊野古道と廻って、白浜温泉にも宿泊できて、和歌山をかなり堪能できたもきゅ。
はるか古代から霊場として多くの人が信仰と憧れを抱いていただけあって、観光地化された今でも、特別な空気や時間が流れていて、こんなむぎでも神聖な気持ちになってくるのが不思議だっつの。
ただ、交通マナーがものすごく悪くてびっくり。 無理な追い越し、あおりをする人が多くて、恐ろしかったもきゅ。
和歌山の人は親切な人が多かったので、それだけが残念だっつの。

ということで、この旅のむぎのbPは・・・

平安衣装での大門坂散策に決定もきゅ!

2007.2.15Update

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